レース予想
去年は1番人気のダノンタッチダウンの強襲を1/2馬身差でオールパルフェが逃げ切ったこのレース。
今年はダノンタッチダウンと同じロードカナロア産駒のダノンキラウェア、新潟新馬戦1800mをレコードで勝ったカンティアーモ、新馬戦余力十分な勝ち方をしたジャンタルマンタル、ナムラ軍団からはナムラフッカー、ナムラエイハブが出走する。
カンティアーモが新馬戦で3/4馬身差で勝ったミッキースターダムにナムラフッカーが未勝利戦で2馬身差で勝ったことを考えると、実力差は少ない。
人気薄で狙うなら2頭出しのナムラ軍団の内の1頭、ナムラフッカーか。
◎ナムラフッカー
〇ジャンタルマンタル
△ダノンキラウェア
△フルレゾン
△カンティアーモ
△ナムラエイハブ
各馬解説
ナムラフッカー
ハーツクライ≒アイリッシュピースの2×3という大胆な配合。アイリッシュピースが牝系のラインにいることから自ずと牝系のレベルも高い。これに母父ルーラーシップなので、トニービンの4×4・5となり、外回りも嬉しい。前走は5頭立てで折り合いに苦労した分、直線弾けなかった。中間の調教もよく、人気薄のここで狙いたい。

ジャンタルマンタル
父はベルモントS、メトロポリタンHの米G12勝を挙げたパレスマリス、母はレッドカーペットH(G3)を制したインディアマントゥアナという完全なアメリカ血統。父パレスマリスの半弟には今年の天皇賞(春)を制したジャスティンパレスがおり、パレスマリスの母パレスルーマーはDamascusの4×5なので、パレスマリスのスタミナはここから来ていると思われる。母インディアマントゥアナはA.P. Indy系のSecretariatの5×5で、このあたりが父パレスマリスの父Curlinのパワーに柔軟性を与えていると考えられる。京都外回りは東京ほどではないが、Secretariatの柔軟性を発揮できる舞台。

ダノンキラウェア
去年のNHKマイル馬ダノンスコーピオンの全弟。
Nureyev≒Sadler’s Wellsのクロス5×3で、このクロスはアーモンドアイやサートゥルナーリア、パンサラッサと同じです。母母Oneexcessiveniteはノーザンダンサーを持たないので、3/4ノーザンでここも素晴らしい新馬戦の勝ち方も強かったが、タイムが新潟にしては遅いことがマイナス要素。人気になることを踏まえると△にしたい。

フルレゾンは前走の未勝利戦で良血統馬エマロアを差し切ったレースぶりが良い。カンティアーモは京都外回りで新馬戦をレコード勝ちしたエピファネイア産駒は抑えておかないとまずいだろう。ナムラエイハブは前走の未勝利戦でこれまた良血統馬エヴァンスウィートに圧勝したレースぶりが良い。ということで抑えはここまで。