レース総論
12/28 中山新馬戦2000mはミュージカルウェイが2着に5馬身差をつけて圧勝しました。
1000mが63.1なので、レース自体としてはスローで流れました。ニュージーズは好位につけ、4角では操縦性高く回ってきて、最後の200mで真剣に追われると、一気につきはなしました。
追われてからの反応は他馬とモノが違う感じで、能力としてはかなり高いでしょう。
ルメールJのレース後コメントにもある通り、楽勝でした。
ルメール×木村厩舎はレガレイラと同じであり、レガレイラが皐月賞出走をほのめかしている中、レースの使い分けにも今後注目です。
ニュージーズの血統解説
ニュージーズはリアルスティール×ミュージカルウェイ
母ミュジカルウェイとなると、リッスンの様にとたんに血統関係なく、走らせてくるんでしょ、ということなのですが、それはやはり
①Nureyevの直系であること
②ナスキロ血脈(Nasrullah+Princequillo)が豊富であること
がポイントでしょう。
ミュージカルウェイからはトーセンマタコイヤやミッキークイーンが出ている通り、直線が長い東京でじわじわと差してくるあたりがまさに上記①と②があわさった形。
全体で見ると、Nureyevの5×4であり、スタミナ型ではありますが、そこをMr.Prospectorの4×4が緩和しています。
京都だと馬場が軽すぎるように思われますが、2000以上の東京で最も力を発揮する馬でしょう。
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