Contents
レース結果
メイクデビュー京都1800m芝外回りを制したのはジャンタルマンタル。
勝ち時計1分47秒4は、京都芝1800mの2歳新馬戦で歴代最速となる好タイムで、ゴール前では抑えながら2着に2馬身半をつける圧勝でした。レース中は終始好位のインを走り、4角を回った後ラスト1F付近で前をあっさりと捕え切りました。
ジャンタルマンタルの血統解説

父はベルモントS、メトロポリタンHの米G12勝を挙げたパレスマリス、母はレッドカーペットH(G3)を制したインディアマントゥアナという完全なアメリカ血統。父パレスマリスの半弟には今年の天皇賞(春)を制したジャスティンパレスがおり、パレスマリスの母パレスルーマーはDamascusの4×5なので、パレスマリスのスタミナはここから来ていると思われる。母インディアマントゥアナはA.P. Indy系のSecretariatの5×5で、このあたりが父パレスマリスの父Curlinのパワーに柔軟性を与えていると考えられる。
いずれにせよ、中山や洋芝に適正はあるかはわからないが、東京や新潟等の比較的平坦で大箱なコースは問題なさそうで、今回のレースでもまだ余裕があったことを考えると、次走東京コースだったら文句なしの買いで間違いないというところか。