ドゥラメンテはGoneWestが良いとか、Mixed Marriageの牝系が良いとか言われていますが、
結局はミスプロ×ナスキロ×Hyperionが全て含まれているというのがポイントと信じてます。
現に、タイトルホルダーやリバティアイランドが持っているGoneWestはミスプロ×母父Secretariat×母母母父Tudor Minstrel、
スターズオンアースが持っているSmart Strikeも父ミスプロで母母母Classy Quilloにナスキロ血脈、母父母のSmartaireにHyperionが含まれています。
Gone West↓

Smart Strike↓

戻って、ラヴスコールの母カレドニアレディを見たとき、
ミスプロは保有していないが、代わりにHyperionが8×9×9×8×7×8×9×8×8×9×8×8×8で合計13本。
ナスキロ血脈もRivermanやShirley Heights経由のMill Reefから受け継いでおり、ドゥラメンテの配合の成功パターンと呼べる。
母カレドニアレディは、2012年のコーラルチャージスプリントS(英GⅢ、芝5F6Y)を制したスプリンターで、ドゥラメンテの柔らかさとどちらが本馬に色濃くでるかはまだわからないところだが、
いずれにしても前に行って粘る競馬も得意そうで、今回直線勝負で勝ったことは今後に向けてかなり大きく、奥を感じさせるレースであった。