ブリックスアンドモルタル 解説 (レース映像あり)

ブリックスアンドモルタルは、2015年9月のキーンランド1歳馬セールにて20万ドルで落札され、チャド・ブラウン厩舎に入厩。
2017年1月にデビューすると、4連勝でアメリカ競馬名誉の殿堂博物館ステークスを制す。
しかし、2017年後半には跛行の症状が深刻化し、陣営は成功率50%とされた手術を決断。そして手術は見事に成功。
しかしながら、レースに復帰するまでには1年の休養を強いられた。

2018年12月に一般競走で復帰すると、復帰2戦目は2019年1月に新設されたペガサスワールドカップターフに出走し、G1初制覇。
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さらにターフクラシックステークスを制し、マンハッタンステークスも制して北米の古馬芝戦線のトップホースへ。
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同年8月7日、社台グループ代表の吉田照哉が種牡馬としての所有権を購入したことが発表され、年内はアメリカで競走生活を続け、翌年から日本で種牡馬入りすることが決まった。
日本導入決定後初のレースとなるアーリントンミリオンステークスも余力十分に快勝し、6連勝でG1・4勝目。
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引退レースとなる11月2日のブリーダーズカップ・ターフでも中団外から前を行くユナイテッドをアタマ差差し切って7連勝、G1・5勝目とし、有終の美を飾った。
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血統はGiant’s Causeway×Beyond the Waves。
父Giant’s Causewayの第一血統となる戦績で、この系統を伸ばしていけるかに注目。
母Beyond the Waves はアメリカ産馬だが初めはフランスで走った後にアメリカに移籍。重賞で4度の2着がある善戦馬。
ブリックスアンドモルタル以外に米G3グレンスフォールスステークス(英語版)勝ち馬の Emerald Beech (父Maria’s Mon)がいる。

2020年には、
アニメイトバイオやソウルスターリング、サラフィナ、マキシマムドパリ、コレクターアイテム、レーヌミノル等質の良い繫殖馬含め178頭に種付け。
現在9頭出走し、既にゴンバテガーブースとテラメリタの2頭が勝ち上がり、キャネルが3着。

秋以降の子どもの活躍に注目である。

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