サラフィナの仔カルデアの血統解説。鞍上武豊でデビュー。

血統解説

ブリックスアンドモルタル産駒は既にイーグルノワールやゴンバデカーブースという超大物が出ているだけではなく、テラメリタやクイックバイオ、アンモシエラのような活躍馬も出ており、種馬としては非常に優秀であることにはもう異論はないかと思います。

その中でも注目馬カルデアがそろそろ出走予定ということで、この記事ではカルデアの血統解説をしていきます。

ブリックスアンドモルタルのニックス

ブリックスアンドモルタルはStorm Cat≒Ocean Crestの2×2なので、ナスキロ的(Nasrullah+Princequillo)に柔らかくなるので、Bramalea≒Gold Diggerをクロスさせることで、パワーを補完してあげることが重要というのが仮説。

Bramalea≒Gold Diggerを持っているRobertoかMr.Prospector持ちを調べると、最初に書いた5頭(イーグルノワール、ゴンバデカーブース、テラメリタ、クイックバイオ、アンモシエラ)は勿論持っていますし、ペプチドシュチクやケーブパールも持っており、その仮説は比較的確からしいんじゃないかというのが理由付け。

更に、ゴンバデカーブースはNureyevを持っているので、結果的にBramalea≒Gold Digger6×6・6、Nashua≒Nantallah7×7・7・8となり、これがパワーの源泉であることも特筆するところでしょう。

カルデアの血統解説

カルデアはブリックスアンドモルタル×サラフィナ

母サラフィナは言わずと知れた名牝で、仏オークス(G1)、サンタラリ賞(G1)、サンクルー大賞(G1)等G1を含む多くの重賞を制覇しています。また、凱旋門賞3着という成績もあります。

重要なところは、仏オークスは重馬場であり、また凱旋門賞3着の時も不良馬場で、まさにパワー型の差し名牝と言えるでしょう。

そして、サラフィナもMr.Prospector経由でGold Diggerを持っており、またSadler’s Wells系なので、狙った要素の形としてはゴンバデカーブースと同じで、Bramalea≒Gold Digger6×6、そしてNashua≒Nantallah7×7・7でパワーを補完していると見てよいでしょう。

カルデアの距離適性・コース適性

母がサラフィナなので、距離適性は1800m以上でしょうし、3000mあたりの長距離もなんとか持たせられるかもしれません。

コース適性としては、母サラフィナなのでレベルが上がったときに京都では頭にしづらいと思いますが、東京で差す競馬や中山で捲る競馬をするのが理想でしょう。

いずれにしても、新馬戦は他馬のレベルにもよりますが、血統的な観点でみると勝ち負けでしょうし、厩舎友道厩舎、鞍上武豊、というのが否が応でも注目たくなる要因でしょう。

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