パワーホールは父スワーヴリチャード×母ストロベリーズ
ストロベリーズはダート単距離で活躍した馬で、父コマンズの影響をよく受けています。
二代母ストロベリーフェアからはミッドサマーフェアやソウルフルートが出ており、断続的に活躍馬が出ております。
かねてからスワーヴリチャード産駒の成功パターンはハーツクライの配合をなぞることだと言い続けていますが、その中でもトニービンの血をクロスするには、DanzigやNureyev≒Fairy King≒Sadler’s Wellsが有効だと思われます。
スワーヴリチャードの賞金上位10頭を見たとき、Danzig、Nureyev≒Fairy King≒Sadler’s Wells持ちの勝ち上がりが圧倒的です。
コラソンビート Danzig
ヴェロキラプトル Nureyev≒Fairy King≒Sadler’s Wells
パワーホール Danzig
アーバンシック Danzig
ナムラフッカー トニービン持ち
スパークリシャール Nureyev≒Fairy King≒Sadler’s Wells
レガレイラ Danzig
アドマイヤベル なし
シトラール なし
ドナヴィーナス Danzig
パワーホールはDanzig、Nureyevを両方持っており、またコマンズの母Cotehele HouseがGrey Sovereignを持っているため、Grey Sovereign、Hyperion、Fair Trialといったトニービンの主要な血を全てクロスしています。
ただしサンデーサイレンスが入っていないことで、欧州のパワー型に出ていると考えられ、新馬戦を札幌で戦い、その後札幌2歳のローテーションを組んだのもそういうところかと考えれます。
ラジオNIKKEIは京都で行われるので、スピード馬場に適応できるかは見ものですが、できれば東京で見たかった、というところが正直なところ。
コメント
[…] この記事にも書いていますが、スワーヴリチャードはDanzigやNureyev≒Fairy King≒Sadler’s Wellsとニックスであり、それはHyperionやFair Trialといったトニービンの主要な血をクロスできるからだ […]