もはや何がクロスされて、みたいな講釈を垂れる必要が無いのがリッスンの牝系ではあるが、ミスタージーティーの新馬戦を見ると、やはり本気を出したときのアッと驚く脚はドゥラメンテっぽいし、それが持続する感じがリッスンの父Sadler’s Wellsっぽいし、体の柔らかさはリッスンの母Brigidっぽいし、という感じで、産まれた来るべくして産まれてきたような馬でした。
リッスンはフィリーズマイルを制した馬で、リッスンからはタッチングスピーチやサトノルークスが出ており、またリッスンの牝系からは阪神JFを制したアスコリピチェーノが出るなど、もはや牝系のレベルを説明する必要がない。
ドゥラメンテの走るパターンは
①Mr.Prospectorのクロス
②母方にナスキロ血脈(Narullah+Princequillo)
③母方にHyperion
という3つですが、
ミスタージーティーは
①Luv Luvin’の父がRaise a NativeでRaise a Nativeの5×4
②Irish Riverの父RivermanとLuv Luvin’の母Ringing Bellsがナスキロ血脈(Narullah+Princequillo)持ち
③Sadler’s WellsがHyperion持ち
という形で、一応走るパターンに近いところはいます。
距離は2000m~2500mあたりがベストでしょうが、コース適性はどこかと問われると、血統的には東京や京都と答えたいところ。
ただ、新馬戦であそこまでアッと驚く脚を使われると、なかなか馬券からは切りづらく、ホープフルステークスも馬券内に含めることになりそうです。
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