新馬戦レース総論
新馬戦では、3番手を取り、そのまま直線に向くと、あっさりと直線で抜け出しました。ラスト1Fを10.9で走っており、能力が高いのは間違いないでしょう。
モレイラJのレース後コメントからも、センスや操縦性の高さが感じられており、今後の展望も明るいでしょう。
ショーマンフリートの血統解説
スワーヴリチャードがDanzig、Nureyev≒Fairy King≒Sadler’s Wellsとニックスであること(本記事参照)はもう詳細を書く必要は無いですが、ショーマンフリートもその形。
二代母PorzaはオーストラリアのBRCドゥームベンC(G1)を制している名馬で、仏2000ギニー(G1)3着という成績も残しています。
本馬のポイントはSeattle Slewの5×4で、新馬戦の直線で見せた沈み込むようなストライドの長い走り方はSeattle Slewの影響を大きく受け継いだものと考えられます。
ショーマンフリートの母スカイフはその父Siyouniの影響を受けて、マイル前後を中心に走ったので、ショーマンフリートの適性距離もそこまで長くはないと考えられ、おそらく1600m~2000mでしょう。
次走にシンザン記念とジュニアカップに登録しているのも血統の裏付けがあり、今後はマイル戦線を中心に戦うものと予想されます。
最も向くコースは東京のような大箱の舞台であり、中山で余力を持って勝ち切ったのは次走に期待が膨らむものでした。
次走勝利すればNHKマイルも視野に入ってくるところですので、良い勝負を期待したいところです。
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